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2025.08.04

整準器とは

 弊社で販売している整準器(ASW-21)は、自動で高精度整準を行う機器です。上部にトランシットやトータルステーションなどの測量機器を設置し、水準を維持するのに役立ちます。その他、レーザー墨出し器なども水平にするために用いられます。数秒で整準するので、工数削減につながります。また、IPX4の防滴仕様、バッテリー駆動が可能なので、小径トンネルや橋などの人が立ち入りにくい厳しい環境下でもご使用いただけます。

 そもそも、整準器(せいじゅんき)とは、測量機器などを水平に設置するために用いられる機器です。特に、測量機器の場合は、三脚に取り付けた状態で使用され、一般には気泡管や電子整準機能を用いて機器を水平に保つための装置を指します。

--整準器の役割--
測量機器の水平調整:
 トランシットやトータルステーションなどの測量機器を正確に水平に設置することで、精度の高い測量を行うために必要です。

精密機器の設置:
 直示天びんや精密機器など、水平レベルを重視する機器の置き台として使用されることもあります。

一般の整準作業:
 三脚の脚の長さを調整し、三脚台座を水平にします。
 整準ネジを操作して、気泡管の気泡が中央にくるように調整します。
 必要に応じて、上盤部分を回転させ、別の整準ネジでさらに微調整を行います。
● 弊社の整準器はこれらの手順を自動で行い、整準作業の工数削減と高精度化が実現できます。

特徴

・電源を入れただけで、高精度自動整準
・整準完了を音とLEDでお知らせ
・屋外防滴仕様(IPX4)で厳しい環境にも対応
・リチウムイオンバッテリー、ACアダプタの2電源方式
・オプション仕様で外部から整準開始指令を出すことが可能

防滴仕様