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クレーン車のブーム角度測定

 クレーン車のジブ(ブーム)の傾斜角はジブの側面に取り付けられた表示と針で読み取ることができます。それと共に表示されているのが荷重指示計であり、ジブの傾斜による定格総荷重を同時に示します。

 このジブ傾斜角度計及び荷重指示計はジブの側面に取り付けられているため、キャビン(運転席)からは確認することはできません。よって、運転手が作業を止めキャビンから下りて確認するか、別の作業員による確認が必要となります。

 その代わりに、当社の計測器を設置しキャビンに引き込むことで、1人で角度を確認しながらクレーンを操作することが可能となります。

 これらの2枚の画像にあるような、ジブを最大限伸ばし、角度もジブを水平面に向かって倒す方向となると運搬距離も長くなり、総荷重はジブを縮めて角度を起こしている時よりも小さくなるため、確実にジブ角度、荷重指示計を確認して作業する必要があります。そのためにも、作業者が手元で角度や送荷重を確認しながら作業を行えるとより安全な作業になります。

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